こんにちは!
ツイキです!!
さて本日は足裏シリーズ三回目です。
足の裏がかたいとなぜお尻がかたくなるの?
を解説していこうと思います。
まず、大前提に股関節(足の骨)と肩関節(腕の骨)の構造は似ています。
構造上似ている部分があれば、機能面でも似ている部分があるということです。
足と手では同じ問題も起こりうるというお話をしましたね。
ではいきなりですが、写真のような体勢になります。
手に体重を乗せている様子です。
グーの状態で体重をのせた場合
そしてパーの状態でのせた場合
どちらが肩(三角筋)にかかる負担が少ないでしょうか?
パーの方が肩も安定していると思います。
なぜなら、パーの方が支持する面積が広いからです。
逆に、支持する面積が狭ければ狭いほど、中枢(肩)に負荷がかかります。
それでは
手のひら→足の裏
肩→股関節(お尻)
に置き換えて考えてみましょう。
パーの方が肩への負担が少ないという事実は
足の裏がやわらかく、足の指でしっかり地面を掴めているのであれば股関節への負担が少ないという事になります。
つまり、足の裏や指がかたい人は、股関節への負担が増し、お尻の筋肉も緊張してしまうということです。
言い方を変えれば、足の裏の本来の機能がうまく使えていないので、殿部の筋肉の緊張をもって身体を支えているということになります。
僕自身、患者様を診る時
足裏(厳密に言うと指と指の間)がかたい人は、お尻(中殿筋)もかたいというパターンが多いように感じます。
足裏が本来あるべき動きが確保できていたら、中枢でコントロールしなくていいので股関節への負荷も減ってきます。
ご理解いただけたでしょうか?
支持面が狭いとどこかほかの場所が頑張ってバランスを取っているというお話でした♪
次回は足裏のセルフケアをお伝えいたします!
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